肥満外来

肥満外来について

肥満や過体重は、現在、医学的・社会的に大きな問題とされており、生活習慣病の一つとして位置づけられています。当院では、この重要な課題に対し、患者様一人ひとりに合わせたアプローチでサポートを提供しています。
当院では、肥満度を判断する基準としてBMI(Body Miss Index)を用いています。これは体重と身長から算出される国際的な指標です。

  • BMI 25~30未満:過体重
  • BMI 30~35未満:肥満
  • BMI 35以上:高度肥満

BMIが25〜30未満の過体重の方でも、すぐに治療が必要となるわけではありません。しかし、BMI 30以上の方には、心血管疾患や脳血管疾患など、様々な健康リスクが高まるため、積極的な治療をお勧めしています。

肥満外来に対する当院の見解

マンジャロや、GLP-1ダイエットによる減量は自由診療であり、医療機関や医師によりスタンスが大きく異なります。当院では以下の4点から、希望がある場合はマンジャロまたはGLP-1受容体拮抗薬による減量に取り組んでいます。

  • マンジャロやGLP-1受容体拮抗薬が糖尿病の方に対して減量効果が得られることが多い点
  • 糖尿病に対するマンジャロによる副作用は、他の薬剤と比較しても多くない点
  • GLP-1受容体拮抗薬による重篤な副作用が少ない点
  • 肥満は見た目のみの問題ではなく、将来的な病気のリスクとなる点

肥満外来についての注意事項

  • 未承認医薬品である点について
    マンジャロやリベルサスは2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されています。肥満治療目的での処方は国内で承認されていません。
  • 入手経路について
    国内の医薬品卸業者より国内承認薬を仕入れています。
  • 諸外国における安全性等に係る情報について
    同一成分の注射製剤がアメリカ食品医薬品局(FDA)で肥満治療薬として承認されていますが、諸外国でも美容・痩身・ダイエット等を目的とした使用は承認されていないため重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。
  • 医薬品副作用被害救済制度について
    万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

マンジャロによるダイエット

マンジャロとは

マンジャロは糖尿病に対して使用している注射薬です。消化管に働きかけて食欲を低下させる作用があります。そのため糖尿病の方にマンジャロを使用すると体重が減少することが多いです。

体重の減少効果に注目し、マンジャロを減量目的に使用されることがあります。日本では減量目的のマンジャロは保険適応にはなりませんので、自費診療となります。

マンジャロの投与方法

マンジャロは皮下に注射するお薬で、週1回行います。リベルサスなどのGLP-1受容体拮抗薬と比較して減量効果が大きいとされています。

マンジャロ投与スケジュール

初回血液検査・説明

マンジャロは肝臓や腎臓の障害、膵炎を起こすことがありますので、初回に血液検査を行います。またマンジャロの投与について説明します。
3ヶ月以内に行った血液検査の結果をお持ちいただければ、医師の判断で初回から投与可能の場合がございます。

2回目処方・初回投与

検査で問題無ければマンジャロの処方を行います。初めて使用する場合は2.5mgになります。注射の使用方法を当院で指導し、初回の投与は院内で行います。

3回目以降継続・投与量の調整

ダイエット目的の場合は減量効果次第で、2.5mgもしくは5mgで継続します。

3ヶ月後血液検査

マンジャロ投与後3ヶ月で血液検査を行います。この際の血液検査は保険適応とならないのでご了承ください。
3ヶ月後の血液検査で異常が無い場合も、少なくとも半年に1回の血液検査を行います。この際の血液検査も保険適応とならないのでご了承ください。

マンジャロの効果

糖尿病の方に使用したデータでは、マンジャロ5mgを1年間投与し5.8kg減少したというデータがあります。ただ全員に必ず減量効果を認めるわけではありません。吐き気などの副作用が出てしまい、継続できない方も一定数いらっしゃいます。

マンジャロによる減量を行う際も、ダイエットの基本は適切な食事と運動です。マンジャロを使用しても、暴飲暴食をしていては減量効果を得られません。特に健康に痩せるためには運動が大切です。適切な食事や運動と組み合わせることにより、ダイエットの効果が高まります。

当院での体重測定にて、2ヶ月連続体重が増えた場合は、継続が難しいと考え薬の投与を中止させていただきます。

マンジャロの副作用

マンジャロの副作用の中で一番多いのは消化器症状です。下痢や吐き気などが起きることがあります。軽度であれば、自然に軽減していくことが多いですが、強い症状の際はご相談ください。マンジャロは糖尿病の治療薬なので、頻度は少ないですが低血糖を起こすことがあります。また肝機能障害や膵炎などを生じることがあり、定期的に血液検査を行っています。

肥満外来 料金表

下記はすべて自由診療(税込)の料金です。

お試し価格(1本)

マンジャロ 2.5mg 1本 5,000円
マンジャロ 5mg 1本 9,000円
マンジャロ 7.5mg 1本 13,000円

マンジャロ(4本セット)

マンジャロ 2.5mg 4本 20,000円
マンジャロ 5mg 4本 35,000円
マンジャロ 7.5mg 4本 50,000円

診察・検査費用

初回(血液検査+説明) 5,000円
※3ヶ月以内に健康診断(血液検査)を受けた方は2,000円
血液検査(3ヶ月毎) 5,000円
4ヶ月に1回の定期診察 5,000円

費用の目安

  • 2回目以降(1週間後):マンジャロ 2.5mg 処方 合計 20,000円
  • 3回目以降:医師と相談のうえ投与量を調整します。金額は投与量により変動します。

マンジャロについての注意事項

  • 国内の承認医薬品等の有無について
    国内ではマンジャロと同じ有効成分を有し、肥満治療薬として承認されている薬はありません。
  • マンジャロの流通について
    マンジャロの流通が不安定となることがあります。その際は2型糖尿病の患者様への使用を優先し、自由診療でのマンジャロ使用を制限する可能性があります。

よくある質問

Q マンジャロはどんな薬ですか?
A マンジャロは、もともと2型糖尿病の治療に使われる注射薬です。食欲を抑え、体重を減らす効果も期待できるため、ダイエット目的で使用されることがあります。
Q ダイエット目的でマンジャロを使えますか?
A はい、ダイエット目的で使用することは可能です。ただし、日本では肥満治療薬として承認されていないため、自由診療となり、保険は適用されません。
Q マンジャロを使用できない人はいますか?
A 妊娠中・授乳中の方、重度の腎臓や肝臓の障害がある方、膵炎の既往がある方などは使用できません。その他、持病や服用中の薬によっては使用できない場合がありますので、必ず医師にご相談ください。
Q マンジャロはいつまで続ける必要がありますか?
A 効果や目標体重によって継続期間は異なります。医師と相談しながら、目標達成後や維持期のプランを検討していきます。
Q マンジャロを使い始めたら、運動や食事制限は不要ですか?
A いいえ、マンジャロはあくまでダイエットの補助的な役割です。健康的に体重を減らし、維持するためには、引き続き適切な食事と運動が非常に重要です。
Q マンジャロは他のダイエット薬とどう違いますか?
A マンジャロはGLP-1受容体作動薬の一種で、GLP-1と比較して減量効果が大きいとされています。当院ではリベルサス(内服薬)も扱っていますので、患者様の状態や希望に合わせて最適なものをご提案します。