皮膚科

  • 様々な皮膚トラブルを診療いたします

    「肌をみせるのが恥ずかしい」「気になるが相談するほどでもない」と考えてしまいがちですが、治療後に「もっと早く相談すれば良かった」という患者さんのお声を聞くことがよくあります。皮膚のトラブルは多くの方が抱えており、身近なものです。皮膚のことでご心配やお悩みのことがございましたら、ちょっとしたことでもお気軽にご相談ください。

  • 皮膚科の主な症状・疾患

    症状

    • かゆみ、ざらつきがある
    • アトピーが治らない
    • 皮膚に痛みを感じる
    • 肌に赤みがある
    • できものが治らない
    • 爪が変色している・痛みがある

    代表的な疾患

治療について

  • 帯状疱疹(ヘルペス)・帯状疱疹後神経痛の治療

    帯状疱疹とは、ウイルス性の皮膚炎で、赤い発疹と水ぶくれができ、痛みをともなうのが特徴です。ウイルス性であるので、皮膚と皮膚の接触感染に注意が必要です。

    治療方法

    抗ウイルス薬による治療をおこないます。しかし、ウイルスの増殖を抑制するものであり、症状を緩和する効果のための投薬となります。早ければ1週間ほどで治癒しますが、安静にし体力を回復することが重要です。

  • たこ・ウオノメの治療

    たこ・ウオノメは、足の皮膚が圧迫されたり、繰り返し摩擦を受けることによって発症します。たこは、皮膚が厚くなり固くなるだけですが、ウオノメは固くなった皮膚の中央に芯ができ、痛みを伴うようになります。たこやウオノメができる原因の多くは、靴が足に合っていないことです。また、靴底が薄かったり、ヒールの高い靴でもたこやウオノメができやすくなります。なるべく自分の足に合った靴を選び、足に負担をかけないことが大切です。

    治療方法

    症状が軽い場合は、保護パッドなどを貼り、圧迫や摩擦を減らすことで自然に治ります。しかし、皮膚が固く痛みがある場合などはレーザーや電気メスなどで除去する必要があります。自分で削ると、炎症を起こすこともありますので、自分で処置をする前にまずは、当院にご相談ください。

  • 抜け毛・薄毛治療(AGA)

    A G Aとは男性に最も多く見られる脱毛症です。他の脱毛症と異なり思春期以降に額の生え際や頭頂部の頭髪が薄くなり、徐々に進行していくのが特徴です。細くて短い髪の毛が増え、全体として薄毛が目立つようになります。一般的には遺伝やD H T(ジヒドロテストステロン)と言う原因物質が関係すると言われています。A G Aは進行性です。放っておくと徐々に進んで行きます。

    治療方法

    早めの対処によって進行をある程度抑えることが 出来るようになってきました。その代表的な方法が飲む治療薬のプロペシアです。健康保険対象外のため、自費治療になります。

    プロペシア(先発品)
    :男性型脱毛症の進行遅延薬

    日本で認可されているAGA(男性型脱毛症)の治療薬です。一定期間、服用を継続することで、抜け毛を減らす効果が期待できます。増毛・育毛作用はありませんのでご注意ください。投与期間は3ヶ月~6ヶ月必要です。副作用として、稀に性欲の低下などが起こる可能性があります。

    料金

    お問い合わせください。

  • 巻き爪(陥入爪)治療

    爪の縁が指にくい込んで痛みや炎症を起こしているものを「陥入爪」、丸まっているものを「巻き爪」といいます。陥入爪の方は巻き爪になっていることも多く、爪の角を切ると一時的に痛みはなくなりますが、爪が伸びた時に更に巻き込み、より重症な巻き爪となります。深爪、先の細い靴、外傷などが原因にあります。

  • 水虫・爪白癬の治療

    白癬菌(はくせんきん)が足の指や裏など皮膚の角質や皮下組織を侵食する事によって炎症などが起きる感染症です。一般には水虫という通称で呼ばれています。通気性の悪い靴を長時間履いている方など白癬菌が繁殖しやすい環境にある方が感染しやすくなります。

    治療方法

    抗真菌薬の内服・外用で治療いたします。症状に合わせてクロトリマゾールクリーム、ケトコナゾールクリームなど塗布剤で治療を行います。

  • 蕁麻疹(じんましん)の治療

    蕁麻疹(じんましん)は、急性皮膚病のひとつとされ、血管浮腫(クインケ浮腫)と呼ばれる疾患の一種です。蕁麻(イラクサ)の葉に触れると痒みを伴う発疹が出現するため蕁麻疹と命名されたと言われています。皮膚に痒みを伴う発疹が生じ、数時間で治まりますが発作的に同じ発疹が起こる場合があります。アレルギー性蕁麻疹と非アレルギー性蕁麻疹の2種類があります。

    • アレルギー性蕁麻疹

      食物や薬剤などアレルギーが原因で起こる蕁麻疹。接種30分以内で起こる事が多く、慢性的に続く場合は膠原病や内臓疾患を合併する場合が多くあります。

    • 非アレルギー性蕁麻疹

      機械・圧迫や日光や発汗・ストレスなどが原因で起こる蕁麻疹です。激痛を伴うケースもあります。

    治療方法

    抗ヒスタミン薬・抗アレルギー薬の使用やステロイド外用剤など、症状に合わせた治療を行います。